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ワイヤーロープの編み方は、安全を考えて強度や切断面などが規格化されており、ステンレスのものなどが人気です。ワイヤーロープは、荷重に耐えられるよう、玉掛の資格試験では点検の項目も在るくらいです。
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ワイヤーロープを良く見ると複雑な編み方(撚り方・縒り方)で強いというイメージです。その撚り方は、まず、鋼線(針金)を複数本撚り合わせストランド(子綱)を作ります。そのストランドを心材に複数本を撚り合わせながら巻いたものです。心材は鋼心と繊維心(合成繊維)の2種類が多く使われます。鋼心は引張りや耐圧の強度が強く、繊維心は柔軟性を持ち、また防錆と潤滑のためのグリースを含ませられます。
ワイヤーロープは産業や土木建設の機械、船舶、漁業、自動車、医療機器、レジャー設備、鉄道などほとんどの分野で使用されています。聞きなれた固有名詞で大きな設備としては、ロープウェイ、クレーン、エレベータ、ケーブルカー、スキーリフトなどがあります。身近なワイヤーロープでちょっと見落としてしまいますが、自転車などのブレーキ部分で離れた場所に力を伝達するのもワイヤーロープ(コントロールケーブル)の使われ方です。
ワイヤーロープは、ナイロンなどの繊維からできたロープに比べれば、金属なのではるかに丈夫です。しかし、決まった通りの使い方をしていても物質なのですから経年的に強度は低下します。ワイヤーロープは前項でも記したように人命にかかわる用途も多数あるために、労働安全衛生法で磨耗や断線、あるいは腐食や変形の程度による廃棄基準が設けられていますので、これに従って安全を維持確保しましょう。
ワイヤーロープの安全確保は上述のように重要です。ここに点検の項目の概要を記しますが、詳細は各規格や基準で行ってください。磨耗の程度、素線の断線有無、腐食の有無と程度、グリースの状態、形くずれ、継ぎ箇所の異常有無、端末部でロープのずれや腐食の有無など安全確保には多数の点検が必要です。使用頻度によって点検頻度も異なります。いずれにしても、ワイヤーロープは基本的に強い構成なので、安全確保の点検を怠らなければ安心です。