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炭カルの比重は結晶構造によって多少変わり、ゴミ袋に混入されているほか、透析患者のリンを吸着する旭化成の炭カル錠や沈降炭酸カルシウムの粉末、また石灰岩を粉砕した作物の肥料などに使用されています。炭カルは、通販でも販売されています。
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炭カルとは、炭酸カルシウムのことです。化学記号ではCaco3と書きます。炭酸イオンとカルシウムイオンから成り立っている見かけの白い石で、原石には不純物が含まれていますので、固まる条件や不純物の作用の違いによって違う形の結晶ができます。結晶構造にはカルサイト(方解石)、アラゴライト(あられ石)、六方晶があり、硬度は約3、屈折率は1.49〜1.69、比重は2.5〜2.9程度です。
炭カルのゴミ袋は、通常は炭カルが30%混入しているものです。発熱量が低いために焼却炉を痛めない、穏やかに燃えるので燃えだれが少ない、有毒ガスを発生しない無公害型の袋といわれて使用が推奨されていましたが、欠点は、もろくてあまり丈夫でないことです。最近では効果に疑問の声も上がり、東京都でも炭カルなしのゴミ袋を改めて使用することができるようになっています
炭カル肥料は、石灰石を粉砕して作られたものです。土壌の酸性を中和して作物にカルシウムを与えるもので、目的や散布機材別に種類は多様です。見た目は一般的な粉末状の肥料で価格も安く、通販も行われています。粗砕炭カルは主に牧草への機械による散布用で効果が長続きする一方、防散炭カルは粒状で、風が強くても均一に散布することができます。
炭カル錠は、旭化成ファーマで製造されています。一般名は沈降炭酸カルシウム錠といいます。透析患者のリンを吸着するために服用されているほか、胃炎の症状の改善や胃下垂症の改善、胃酸過多の改善など、胃酸を中和するための制酸薬として使われています。副作用は少ないのですが、長く服用を続けていると血液中のカルシウムが増えてくることがありますので、定期的に検査を受けることが必要です。
